5月9日に本決算を発表した日本モーゲージサービス (7192)は、
昨年2月に優待廃止を発表していました。
ただ、その発表後2回分の優待までは実施し、
優待廃止後には配当性向をほぼ倍の50%にするという手当てがついていたので、
心象はそこまで悪くありませんでした。
最後2回の優待権利を取り、未だに保有したままで今週木曜日の決算発表を迎えたのですが、
そこでとんでもない仕打ちが待っているとは、知る由もなく……。
直近の業績は芳しくないようなので、
配当性向が2倍になると言っても、増配は1.5倍くらいかなと思って決算短信を見てみたところ、
今期の配当予想は18円(昨期20円)。
いや、減配?!
そこまで業績予想が壊滅的なのかと思いきや、配当性向はしれっと36.6%。
昨期が33.6%だったので微増ではありますが、約束の50%には遠く及びません。
決算短信の中に、この前言撤回に対する言い訳を見つけることはできませんでした。
優待を廃止すること自体については、別に株主に対する裏切りとは思いませんが、
この約束不履行は頂けません。
タイミングが難しいですが、年末までに損出しして始末することになりそうです。