寒波が到来して以降、少しでも栄養のつくものをということで、
動物性タンパク質が多めに配合されたすり餌の団子をスズメ食堂で提供しています。
朝8時と昼2時の2回、たっぷりと60-80個くらいを出しているのですが、
ほとんど完食してくれますので、時間をかけて準備するこちらも張り合いがあるというもの。
ただ、実際に誰が食べているのか、現場を見たことがありませんでした。
来店してくれるのは、常連さんであるスズメ君、時々来てくれるハト、そして”謎の鳥”の3種。
”謎の鳥”とは、以前から庭によく来てくれる鳥なのですが、種類がよくわかりません。
スズメより大きく、ヒヨドリと同じくらいの大きさで、1羽で現れます。
地面の上にいることが多く、庭を歩き回っているのが特徴的。
背面の色は深緑で、お腹側はなかなか見せてくれないのでよくわかりません。
先日、スズメ食堂に来てくれているのを室内から確認し、去り際の小さい後ろ姿をなんとか写真に収めました。
最近になって、ようやく特徴が焼きついてきたので、改めて調べてみたのですが、
おそらく「シロハラ」ではないかという気がしています。
それで、すり餌団子の話に戻りますが、
先日の水槽水換えの際、庭で作業をしている時に、ふと4-5m離れたスズメ食堂を見てみると、
このシロハラがやってきて、すり餌団子をヒョイパクと何個も食べたのです。
実に美味しそうに食べてくれているように見えました。
因みに、私がいることには気がついているので、食堂に近づいて来る際には体重の8割を後ろに残したへっぴり腰。
急いですり餌団子を口に入れては後ずさるという警戒モードではありました。
シロハラ1羽で全てのすり餌団子を食べている筈はないので、スズメ達のお腹にも入っているとは思うのですが、
すり餌団子の周りに撒いてある粟玉にまず群がっているのを見たことがあるので、
あんまり気に入ってくれてはいないのかなという懸念はあります。
まあ、この極限状況下で好き嫌いは言っていられないので、
とにかく栄養を摂って、厳しい真冬を1羽でも多く無事に乗り切ってもらいたいものです。