一昨日の対局で羽生九段が勝ち、藤井聡太王将への挑戦が決まりました。
年齢が30以上離れているので、大舞台での顔合わせが実現するかどうか、
時代の流れは実に微妙なタイミングでした。
羽生九段が無冠となったのは2018年12月ですが、
藤井王将がタイトル戦に初登場したのは、その少し後の2020年6月です。
また順位戦においては、
藤井王将がA級に上がったのと同じタイミングで羽生九段がB級1組に降格してしまったので、
両者の対局が一度も実現しない可能性があります。
タイトル戦での顔合わせについても、もはや絶望的かと多くのファンが思ってしまっていたところですが、
羽生九段の見事な復活で実現することになりました。
両者の対戦成績は、確か羽生九段が1勝で、藤井王将が4-5勝だったかと思います。
これまでの藤井王将のタイトル戦での戦いぶりを見ても、
羽生九段から見て0-4、1-4といったスコアが予想されそうなところではありますが、
もしかしたら、それを覆すかもしれないと期待させてくれるのが羽生九段。
年明けのシリーズ開幕が楽しみで仕方がありません。
と、ここで重要なことを思い出しました。
王将戦はABEMAでの中継が無いんだった……。むむむ。