そろそろ、短い一生を終えようかというカマキリ達ですが、
先日もまた、思わぬ顔合わせがありました。
開いていた窓を閉めた直後から、外で何かカリカリ引っ掻くような微かな物音が。
その音がだんだんはっきりとしてきて、ようやく何かがいることを確信。
再び窓を開けて外を見てみようとしたところ、窓に挟まれて動けなくなっているカマキリ君を発見!
体全体は窓の内側にあって、下半身のどこかを挟まれているようでした。
上半身は自由がきくので、鎌を使って窓を引っ掻く音が聞こえていたようです。
重傷を負わせてしまったかと焦ったのですが、
どうやら足か羽根の先端が挟まれていたくらいだったらしく、
救出後に確認したところ、目立った怪我はしていませんでした。
鎌と顎で激しく報復してきたくらいなので、元気いっぱいです。
カマキリにしては珍しく、手から飛び立って庭へ帰っていきました。
大事なくて本当によかったですが、カマキリがガラスを引っ掻いて、
3-4m先に聞こえる音を出すとは思いませんでした。
もっとも、加害者である私に助けを求めた訳ではなくて、自力で脱出しようと必死にもがいた結果なのですが。
彼らが今年も無事に世代をつないでくれていることを祈ります。