三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

ウナギ君の食料調達記


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順調に越冬中のウナギ君ですが、食料は100%ミミズなので、

その安定供給が重要なポイントになっています。

 

幸いにして、非常に優れた産地が近くにあるのですが、問題は真冬にも獲れるかどうか。

今回、1月24日と2月18日に真冬のミミズ狩りを初めて挙行しました。

結論としては、ある程度の収穫量を確保することはできたのですが、

他の季節とは少し違った傾向がありました。

 

まず、U字溝の中で分布が著しく偏っています。

おそらく寒さに耐えられないからだと思いますが、土の堆積が薄い箇所には全くいません。

雑草が根を張って10cmくらい堆積していないと駄目のようです。

更に、そういった厚い堆積箇所であっても、いるいないがはっきりしています。

この点に気がつくまでは、「結果的にいない箇所」でもしばらく探していたので、随分時間を無駄にしてしまいました。

 

次に、寒さのせいでミミズの活性が下がっており、

掘り出しても動かないので、土にまみれたミミズを見つけるのがかなり困難です。

かなり見逃してしまっていると思いますが、

数が減っている冬季に取り尽くしてしまうと資源が枯渇しかねないので、

これはこれでちょうどいいのかなとも思っています。

 

という訳で、採取には問題がなかったのですが、それらを生かして維持するのに苦戦しています。

採取したU字溝から土も一緒に持ち帰って、植木鉢に入れて飼育していたのですが、

日が経つにつれて水捌けが悪くなってしまうのが致命的。

水が溜まってしまい、おそらく溺死とおぼしき個体が続出してしまいました。

 

それで現在は、ほぼ落ち葉のみを詰めて飼育してみています。

これなら水捌けは維持できそうですが、ミミズが落ち葉を直接食べることができるのかどうかが不明。

U字溝の中に溜まっている土は、多分ミミズが落ち葉を食べて分解してできたものだとは思うのですが、

あの硬い落ち葉を本当にかじれるのかどうか、ちょっと不安です。

 

花粉の時期に外出しなくてもいいように「狩り貯め」しておきたいところですが、

そもそも維持飼育環境が整っていないと、当然それも不可能に。

試行錯誤が続きます。