Jackery社製のポータブル電源700と、ソーラーパネルであるSolarSaga100を購入して3ヶ月余り。
使い勝手を大体把握することができました。
春から夏の強めの日差しをフルに受けた状態だと50Wほど発電し、
1日でポータブル電源700(容量700W)を30-40%くらい充電することができています。
iPodやデジカメ等を充電しても2-3%しか消費しないので、
これらの充電機器は全てソーラー発電で賄うことができています。
パソコンは1時間で5-6%消費しますが、毎日晴れていれば、これも賄うことが十分可能。
普段はこんな感じで使用していきますが、本来の目的は停電した緊急時用。
60cm水槽の上部フィルターのモーターを動かすのに、1時間あたり1%消費します。
エアレーションのみを行うエアポンプに切り替えれば、電力消費は更に7分の1に節約可能です。
そして最近、調理用に小さい電気鍋を調達しました。
試しに使用してみたところ、550mlの水が最大火力6分で沸騰しました。
そして更に4分煮て即席ラーメンを作ったのですが、計10分の使用でポータブル電源を20%消費しています。
火力は十分実用的ですが、流石に消費電力が馬鹿にならないので、
実際の緊急時には、天気と相談した控えめな使用になりそう。
いざ緊急事となった時のために、普段は常に60-70%の残量をキープするようにしておき、
この7月のように、長期間発電できる見込みがない天気予報の時は、
念のため100%の状態で置いておこうと考えています。
他に、Jackeryのカスタマーサービスに1度メールで問い合わせたのですが、
その日のうちに返答がもらえたので、極めて好印象でした。
因みに質問内容は、ソーラーパネルを陽に当てながら以下の状態にした場合に問題ないかどうか。
(1)ソーラーパネルのコードをどこにも繋がないでおく
(2)ソーラーパネルのコードを100%充電された状態のポータブル電源700に接続しておく
その結果、(1)はソーラーパネルの寿命を縮めてしまうが、(2)は問題ないとのことでした。
実は、私がポータブル電源700を購入した直後に、更に大容量の”1000”が新発売されました。
値段は14万円くらいなので、”700”の2倍程度に跳ね上がっています。
今後は、”700”の長期的な耐久性を確認していきますが、
問題がなければ、次は”1000”にしてみようかと思っています。
尚、ソーラーパネルについては、購入検討していた当初にSolarSaga60しか在庫がなく、
これでもいいかと妥協しかけたのですが、運良くその直後に”100”が入荷されたという経緯がありました。
結果的にはSolarSaga100にしたのは正解で、もし発電量が現在の6割だったとすると、
通常時にしても緊急時にしても、やや足りなくなるところでした。