小学生の頃は、団地だったマンションの駐車場での野球(ゴムボールで)と、生き物採集で屋外を駆け回っていました。
現在の興味は水中の生き物偏重になっていますが、当時の情熱は陸上の昆虫との間で半々くらい。
当時は将来の夢を「昆虫博士」と標榜していたので、やや昆虫寄りだったかも。
アシナガバチの巣を攻略することに熱中していた非道な時期もあり、
落城寸前の巣から放たれた決死隊に頭を刺された強烈な痛みは鮮明に覚えています。
因みにその勇敢な戦士は、侵略者に一矢報いた直後にあえなく討ち死に(汗)。
他にも、アゲハチョウの卵や幼虫を獲ってきて羽化するまで育てたり、虫取り網でセミを捕まえたり。
クマゼミは、西国の祖父母宅に行った時のみにお目にかかれる象徴的な存在でした。
30年以上経った現在では、名古屋でもクマゼミが大合唱しています。
そういえば先日、庭の木に羽化後のセミの抜け殻が。
自宅の庭でセミが継代しているのは、なんか嬉しいものです。
多分アブラゼミかな。
昆虫好きな小学生の憧れの的といえば、やはりカブトムシとクワガタですが、私はクワガタ派でした。
他にヒラタクワガタとアカアシクワガタにも邂逅できた覚えがあります。
一方、当時一番の執心だったのはミヤマクワガタ。
しかし、彼らには結局出会うことができませんでした。
ミヤマ(深山)というくらいなので、人里近くにはいなかったのでしょう。
先日ユーチューブを見ていたら、福島県の森でミヤマクワガタが笑ってしまうくらい大量に捕獲されていて、
懐かしく、そしてうらやましく思い出した次第です。