三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

日本モーゲージサービスの不気味な優待の全容が明らかに


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昨日、日本モーゲージサービス (7192)から優待が届きました。

昨年の権利前に不気味極まりない優待拡充を行い、

1年以上継続保有で4,500円相当のカタログギフトがもらえることになりました。

加えてクオカード3,000円もあり、

更には大多数の個人投資家が飛びついて買ったであろう1,200円から1,300円くらいの株価で計算して、

利回り2%後半の配当までついてきます。

流石に、この優待が長期に渡って維持されるとは誰も思っていないことでしょう。

 

今回、内容がベールに包まれていた「カタログギフト」が届いた訳ですが、

もらえる品物の内容はさておき、「実質初めて」ということもあってか、

システムそのものにいろいろ問題が起こっていました。

 

まず、アクセスが集中し過ぎて、ウェブサイトに全くログインができません。

私は昨夜19時から22時くらいまで、そして目が覚めた今朝4時すぎからずっと挑戦していましたが、

虚しく跳ね返され続けました。

結局、ログインできたのは今朝8時くらいだったでしょうか。

これだけアクセスが集中したのは、届いた冊子に掲載されていた品全てに、

「限定300セット」あるいは「限定500セット」と表示されていたからでしょう。

しかも、抽選なのか、あるいは早い者勝ちなのかの説明も見当たりませんでした。

「早い者勝ちではない」と明記してあれば、アクセス集中はだいぶ緩和できたでしょうに。

 

更に、ウェブサイトで申し込みをした際に、

その手続きが完了した旨を知らせる自動メールが送信されないトラブルにも見舞われていたそうです。

それが最初からわかっていれば、手続き最終画面の「完了」の文字をしっかり確認したのですが、

ぼんやりやっていると、本当に完了したかどうか心許なくなります。

 

送られてきた冊子の1ページ目には、日本モーゲージサービス社長のメッセージが入っていたので、

わざわざ生産者の取材にまで行って、このカタログを独自に作成したのかと感銘したのですが、

よくよく見てみると、長野県の小さな会社のサービスを利用していました。

もし独自にこんなカタログを作っているのだとしたら、

その被災者支援と株主還元への生半でない覚悟は信頼できると一瞬思ったのですが……。

完全受託型の優待ならば、廃止するのは極めて容易でしょうから、多くを望まないのが賢明です。

 

ところで、オリックス (8591)は6月26日に株主総会が終わっているのに、まだ優待が届きません。

また、例年はカタログの実物が届くよりも先に、ネット上にアップされていたのですが、そこも更新されません。

が、実際には、かなりわかりにくい場所にアップされているのを昨日発見しました。

昨年もらったイクラが今年もあったので一安心です。