懸案のキヤノン (7751)の本決算発表。
まず、着地した前期の数字ですが、
売上高はマイナス0.87%、営業利益はマイナス7.1%、そして純利益はマイナス10.6%の下振れ……。
昨期は(も)、第1から第3四半期までの全てで下方修正を連発した挙句にこの着地ですから、もう何も言えねぇ。
1株あたり純利益は116.93円となり、配当性行は実に136.8%!
で、今期の業績予想なのですが、
売上高がプラス3.0%、営業利益がプラス31.7%、純利益がプラス27.9%というものでした。
「一転して回復基調へ」という訳ですが、これだけ下方修正を連発してきた口から出る数字をどうやって信じろと?
為替の前提が「米ドル108円」になっていますが、この辺に甘さが滲み出ている気がします。
何も「未来を正確に予想しろ」と言っている訳ではなく、もっと余裕をもった見通しにしてもらいたいだけ。
事業の転換点にあって、業績の数字が振るわないのは仕方がないですが、
杜撰な楽観予想で混乱させるのはいい加減にして欲しいです。
他の2つは、第3四半期決算発表。
沖縄セルラー電話 (9436)は、堅実で順調そのもの。
実に安心して保有していられます。
配当性向も40%弱なので、まだまだ連続増配を継続していってくれるでしょう。
みちのく銀行 (8350)については、巨額な赤字に改めて目眩が。
数字の前についている”白三角”が、「優待も配当も諦めよ」と耳元でささやいています。
ところが、同じ地盤でも青森銀行 (8342)の方には、全然マシな数字が並んでいてびっくりしました。
ここまで違うとは驚愕です。
両者の話し合いがどういう結論になるか気になりますが、吸収されることになった場合には、
我々、弱者の方の株主は無下にあしらわれるんでしょうなあ。
昨夜、「激指」と激戦を繰り広げたら頭痛のタネが生まれてしまい、現在まで細々と続いています。
「激指」のレベルは下から3番目なのですが、
桂馬での飛車角両取りを喰らったり、
竜の利きを見落として金をただ取りされたり、
挙げ句の果てには、角による王手を見落としたりと(流石にこれは「まった」して継続)やりたい(やられたい)放題でした。
大部分の駒をとられた上に入玉されましたが、竜2枚と馬で何とか勝利。
かなり時間が掛かったので、首が凝ってしまったようで、大きな代償を払うことになりました。