私は、大笑いするのが趣味の一つです。
先週のM-1は、敗者復活と決勝を共に視聴しました(録画で)。
私が観たいのは「笑えるネタ」のみなので、余計な時間稼ぎは全て飛ばしますし、
1分くらいまでで「つかまれ」なかったネタも飛ばします。
斜に構えた審査員ではないので、満足の基準は至ってシンプル。
声を上げるくらい大笑いした量です。
敗者復活で何とか笑えたのは「ラランド」だけでした。
「つかまれ」ずに飛ばしてしまったネタが大多数。
「和牛」も個人的な笑いどころは一つもありませんでしたが、決勝へ。
しかも、その決勝で全く同じネタを披露したのは驚愕でした。
どちらも同日にテレビで放送されており、その視聴者もほぼ被っていることは明白なのに、
これでは鼻白みます(しかも個人的にはつまらなかったネタなので)。
敗者復活に回った以上は、ネタを3本用意してしかるべきでしょう。
M-1で披露するネタは、そのコンビにとってそれなりのものなのだと思いますが、
和牛の漫才は年々個人的なストライクゾーンから外れていっています。
最初は面白いと思ったのですが。
敗者復活とは違って、決勝では笑えるネタがかなりありました。
個人的には「ぺこぱ」が2本ともダントツで、圧倒的に1位。
かまいたちは1本目は良かったですが、2本目はイマイチ。
「ミルクボーイ」は、技術と安定感はあってクスッとは笑えましたが、大笑いはなくギリギリ及第点。
2本とも全く同じ構成のネタというのは、個人的にはマイナスでした。
あとは「オズワルド」が面白く、「からし蓮根」までがギリギリ笑えました。
「インディアンス」は結構好きなのですが、この日のネタは全然駄目。
全体的に昨年よりは笑いの量が多く、満足できる内容でした。
「ぺこぱ」「かまいたち」「オズワルド」を観ていると、
(私が)笑えるかどうかは、ツッコミの力量に大きく左右されている(95%くらい)気がしました。