今日、本決算発表を行ったティア (2485)ですが、同時に優待を廃止する旨も発表しました。
僅か3kgのお米なので、この優待に全重心を乗せて保有している訳ではなかったのですが、
先日のJCU (4975)に続き、優待廃止の連発はこたえます。
ただ、ティアの場合は最低限の気遣いは示していて、
去る9月権利分を最後の優待とし、かつ、今期の配当を20円(昨期は11円)に増やすとしています。
ひどい銘柄になると、権利日を過ぎた後になって、その確定した優待権利ごと廃止する信じられないツワモノも……。
今期の増配予想によって、配当性向が一気に55%に跳ね上がりましたが、
株主還元が配当のみとなったことで、売ってしまうか、あるいは保有を続けるか、実に微妙なラインです。
そもそも、ずっと含み損なので売るに売れない状況ではあるのですが。
先日のJCUの場合、優待廃止直後に株価は上がりましたが、
ティアは出来高も少ないですし、さすがに個人投資家の投げ売りを吸収しきれなさそうです。
あまりに酷く下がるようなら、少し買い増すかもしれません。
今日は他に、日本マクドナルドホールディングス (2702)、
日本モーゲージサービス (7192)、セントケア・ホールディング (2374)が決算発表を行いましたが、
いずれも特筆すべき数字は無し。
注目の夢真ホールディングス (2362)は、寄り付き直後に1,000円を大きく超えて、
一時は1,021円まで行ったのですが、9時半から一気の下り坂。
結局は、マイナス0.70%の988円に沈みました。
1,000円の壁は高いようです。