今日の終値で、買値からの2倍株が同時に2つ誕生しました。
吉野家ホールディングス (9861)と、クリエイト・レストランツ・ホールディングス (3387)で、
通算4個目と5個目の2倍株となりました。
共に飲食店銘柄ですが、現在も2倍以上の株価を維持している過去の3つの2倍株とは決定的に異なり、
この株価に持続性があるなどとは、つゆほども期待していません。
それどころか、長期的にはここから半減して買値に戻る可能性も十分ありそうです。
飲食店銘柄は好不調が激しいので、基本的には優待をもらうことに徹し、
日々の株価の上下はアトラクションくらいに思っていた方が賢明です。
吉野家ホールディングスは、先週金曜日引け後に出された決算観測報道がきっかけになりましたが、
てっきり、ここまでの好調な株価に既に織り込まれていると思っていました。
前期比で37倍という純利益の増加率は、確かにインパクトはありますが、
分母(昨年の数字)があまりに小さい点が大きいです。
同じく先週金曜日に絶好調な月次売上を発表した日本マクドナルドホールディングス (2702)も、
素直に好感してプラス2.64%の大幅高でした。
誰が買ったのかわかりませんが、これは意外です。
好調な銘柄がある一方で、ティア (2485)は安値を更新して底なし沼へ潜行中。
三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306)も、ここ2週間ほどは高値から下落してきています。
ポートフォリオ全体としてのバランスは、及第点でしょうか。