優待命の個人投資家うちでは既に知れ渡っていたのかも知れませんが、
遅ればせながら、「プレミアム優待倶楽部」なるものを知りました。
各企業から請け負った優待事業として運営されているポイント制のカタログサイトなのですが、
これを優待として利用する企業が増えているそうです。
優待を出す企業側としては、自前で優待事業を行う手間とコストが省けますが、
「プレミアム優待倶楽部」に支払う手数料が上乗せされる分、費用は当然余計にかかるでしょう。
だとすると、優待廃止のリスクはより高くなるような気もします。
もらう側としては、
・カタログの品揃えが結構充実していそう(1,000種類以上らしいが、実際に権利を取らないと内容が見られない)
・長期保有でやや拡充される(ポイントが10%増)
・複数銘柄からもらったポイントを合わせて使える
といったメリットがあります。
今回、私は夢真ホールディングス (2362)を買うことで、この「プレミアム優待倶楽部」の優待をもらうことにしました。
夢真ホールディングスについては、昨年IRセミナーを聞いた縁はあったのですが、
その際には、さほど良い印象は受けていませんでした。
その後、株価は相当下がり、現在は明らかに底を打ったチャートになっています。
丁度このタイミングで「プレミアム優待倶楽部」を知ったため、これ幸いと参戦することにしました。
純粋に投資銘柄としても、
・オリンピック、都心の再開発、万博としばらく追い風が吹きそう
・ジャスダック銘柄なので東証1部昇格期待があり、東証再編後にも陥落はしなさそう
・なかなかの高配当
・上述の通り、株価はかなり底打ちっぽい
と、それなりに妙味があります。
夢真ホールディングスの場合、300株が優待をもらうための最低株数で、1,000株で最も利回りが高くなります。
優待条件が最高になるのは2,000株で、20,000ポイント(円)をもらえます。
何株まで買うか、いつまでに買い揃えるかを迷ったのですが、
結局、今週までに一気に2,000株を買ってしまいました。
SBI証券口座と松井証券口座で1,000株ずつという変則保有ですが、
今後、株価が相当上がった場合には、どちらかの1,000株を利益確定する算段です。
もう一つ魅力的だったのは、9月権利だったこと。
3月に比して、ポートフォリオ銘柄には9月優待が極端に少なかったので、丁度いい目玉ができました。
権利確定まであと2ヶ月。
できれば10%くらいの含み益を保って権利落ちを迎えたいですが、そう上手くはいかないでしょうかね。