三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

IRセミナーに出席


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先週の土曜日にIRセミナーに出席し、以下の3企業の話を聞いてきました。

 

Eストアー (4304)。

インターネットショップの運営をサポートするストック事業から、

販促支援のマーケティング事業に重心が移っているとのこと。

個人的には、マーケティングで安定して利益を上げていくというイメージが持てません。

販促マーケティングの実例もいくつか紹介してくれましたが、私にはあまりピンと来ず。

ストック事業の方が魅力的だと思いますが、

それだけでは「絶え間ない成長」は望めないので攻めに出ているのだと思われます。

尚、プレゼンしたのは社長ではありませんでした。

プレゼンそのものは洗練されて分かりやすかったですが、質疑応答がイマイチ。

ややしどろもどろなのが目立ち、何か隠しているのではと邪推したくなってしまいます。

 

夢真ホールディングス (2362)。

建設現場を構成するピラミッド構造のうち、

一番上のゼネコンと、一番下の職人をつなぐ中間技術者の派遣事業です。

この中間技術者のイメージがピンと来ませんが、少なくともオリンピックまでの業績は堅調そうです。

若い社員が多いというのが売りだそうで、プレゼンしたのも若い女性社員だったのですが、

個人的にはこれがイマイチでした。

「来名したのは、小学生の時に家族旅行で来た万博以来」と言っていたので、25歳そこそこでしょうか。

上記の「若い」という点をアピールしたい意図なのだと思いますが、

それにしては、プレゼンの技量が物足りなかったです。

特に質問への答えが冗長で容量を得ていませんでした。

質問に対しては、その端的な答えをシンプルに短く答えるべきだと思います。

付随した情報がずらずらと出てきて返答が長くなり、回答がぼやけていました。

基本的には、IRの場には社長が出張ってくる方が印象が良くなると思います。

 

最後はイーグランド (3294)。

中古を買ってリフォームし、リーズナブルな価格で転売する事業ですが、

個人的にはクオカード優待廃止を喰らった印象にまみれています(笑)。

3社の中では唯一、社長がプレゼンをしていましたが、

お共に連れてきていた社員は一体なんの役目だったのか気になりました。

プレゼン中は、横に座っているだけでしたし。

下方修正を炸裂させた直後にIRセミナーをやるのは初めてだと自虐していましたが、

クオカード事件の悪印象を別にしても、投資先として食指が動く事業ではありませんでした。

増配傾向を意識しているのはいいのですが、事業そのものの持続性が心もとないです。