日本マクドナルドホールディングス (2702)が昨日発表した月次売上は極めて好調で、
上場来高値圏内にありながら、大きな陽線が立ってプラス3.14%でした。
業績が回復基調に転じてから、もう1年以上経ちますので、
月次業績で伸びを出すためのハードルはどんどん高くなっている筈ですが、
これまでのところ、それを感じさせない数字を叩き出しています。
既に株主ではないものの、興味津々で行方を凝視しているすかいらーく (3197)も、
同じく昨日、月次売上を発表しました。
こちらは対照的に、既存店の売上と客数が共にマイナスとなっています。
クオカードの使用廃止、宅配での優待券利用廃止と、少しずつ行動を起こしてきていますが、
これらを本丸への序章と見るか、そうならないようにするための必死の努力と見るか……。
ナンピンし損ねてしまったJT (2914)が、3,000円に乗せて引けましたが、
チャートを見てみると、まだまだ底値圏での波動に過ぎず、
もう一度2,800円あたりまで行く可能性も十分ありそうです。
JTに関しては、
「この機にもっと買い増しておかないと後悔する」
「あまり突っ込み過ぎると後悔する」
という相反する心の声による葛藤が続いています。
ただ、ここまで落ちたら買うという注文を出して静観しているだけなので、
決断を迫られているという訳ではなく、相場任せの日和見状態ではあります。