昨夜は、通常の就寝時間を大幅に超過しつつ、
スキー女子ジャンプを最初から最後まで生で観戦しました。
結果は、ほぼW杯の通算順位通りとなりました。
日本勢では伊藤選手が一番悔しい思いをしていると思いますが、
風の条件に恵まれなかったということで、「そういう競技」だと観念するしかありません。
今回の解説の口ぶりでは、条件が追い風だとどうしようもなく、技術での挽回は絶対不可能という感じでした。
風向きがそこまで絶対的な要素なのだとすると、競技そのもののバランスがあまりにも危ういとしか思えませんが、
選手の皆さんはそんなことは百も承知な訳で、
繰り返しになってしまいますが、「そういう競技」だと割り切って観戦するしかありません。
昔は、スピードスケートも屋外で行われていましたし、
ジャンプこそ、完全室内環境で、純粋に技術を競う競技にした方が良いと思います。
スロベニア勢では、クリジュナル選手がその若さと勢いを発揮したのが目立ちました。
最終的に7位でしたが、2本目は雄叫びが飛び出すほどのジャンプでした。
クリジュナル選手の雄叫びを聞いたのは2度目ですが、「Yes」と言っているように聞こえます。
以前に一度お目にかかったロゲリ選手の雄叫びは、「Yeah」と聞こえました。
思わず口をついて出ている言葉なので、スロベニア語なのだとは思いますが。
そのロゲリ選手は残念ながら全く精彩を欠き、クリネツ選手とボガタイ選手も条件に恵まれず、上位には食いこめませんでした。
それにしても、寒さや強風など、競技そのものの興を削ぎかねない問題が噴出しているようですが、
開催地を決める際の選考では、いったいどこが評価されたのでしょうか。
天候や地形などは、下調べさえすれば正確な評価を下せるでしょうに。
実際に重要視されているのは、採択されてから如何様にも変更が可能な、
「実現根拠のない予算案」や「綺麗事を紡ぎ上げたコンセプト」なのだと思います。
東京の例は、とってもわかり易かったです。
オリンピックの番外戦では、韓国政府が醜態をさらしまくっているのが目を引きます。
日本に対して非常識な要求をしたかと思えば、
従来と姿勢を全く変えていない北に対して、揉み手しながらすり寄って行き、
散々足元を見られた南北融和ムードで何故かご満悦。
酔狂もここまで極まってくると、北朝鮮の問題に共に取り組む同盟国としては、著しく不適格です。
しらふでない相手とは対等につきあえません。