狂ったような騰がり方で2018年が始まりました。
あまりのお祭りぶりに、かなりひいてしまっています。
キヤノン (7751)やKDDI (9433)は、直近で相当下落していましたので、
チャートの中で今日の上昇のインパクトはさほど感じないのですが、
日経平均のプラス3.26%、TOPIXのプラス2.55%という数字は尋常ではありません。
例によって、ポートフォリオはプラス1.86%と完敗。
思い返せば、確か2年前の2016年は大発会から下がりまくって、
アナリストの皆さんの2016年日経平均予想レンジの下限を1月のうちに大幅にぶち抜いてしまい、
苦笑いするしかない展開でした。
翻って、現状はまさに「総楽観」と形容しても差し支えなさそうな雰囲気です。
しかし、先達者の方のブログでなるほどと思ったのですが、
来年の消費税増税や、再来年のオリンピックが迫っていますので、いかにも天井となりそうな局面ではあり、
企業の来年以降の業績見通しが厳しくなってきそうとのこと。
実際には、現在8%の消費税が10%に上がったとしても、
普段の生活への影響はほとんど誤差みたいなものだと思うのですが、
いとも簡単に「国民総パンダ好き」に洗脳されてしまうような日本人の場合、
「増税」という言葉によっても催眠をかけられて、経済に影響を与えてしまうのは不可避なのかもしれません。
個人的には、消費税よりも株式投資に対する増税の方がはるかに痛いです。
税率が10%だった時代は知らないのですが、
仮に20%が25%になった場合、消費税と同じ上げ幅だとしても、被害はより大きくなる気がします。