三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

特需の任天堂


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またしてもきれいな寄り底に……。

めんどくさいけど、やっぱりダブルインバースは場中買いにすべきか……。

 

このまま大規模緩和状態を維持して待っていたとしても、

素人目には「消費者物価指数上昇率が安定的に2%を超える」日は来ない気がします。

大規模緩和は必要条件なのかもしれませんが、

それにプラスして、消費者の精神的なところに訴える新手を繰り出さないと駄目じゃないでしょうか。

 

今日は、カワタ (6292)の第2四半期決算発表がありました。

確か好業績の観測報道が出ていた気がしますが、

中間期の数字は増収増益であるものの、通期予想の上方修正はありませんでした。

ここまで、保有銘柄では上方修正はほとんどありません。

たぶん、キヤノン (7751)だけです。

そうか、だから日経平均に連日負け続けているのか。

 

先日の原油ETF損切りの際、このカワタも相殺候補だったのですが、

ヤマシンフィルタのような大化けを夢見て、ポートフォリオに残しました。

これまでのところ、今回の急騰は一瞬の打ち上げ花火に終わりそうな雰囲気ですが、

あまり期待せずに見守ろうと思います。

 

任天堂の業績の数字がすさまじいことになっていますが、

概してゲーム業界、特にハードのメーカーの景気は浮き沈みが激しく、

しかもその周期がかなり短いという印象があります。

 

今回の数字の原動力は、新しいハードの売上だと思いますが、

これは一度買ったら二度と買うものではないですし、本当に欲しい人は最初に買っているでしょうから、

この売上が長期間継続するものでもないと思います。

とすると、今回の利益も、事実上は「特別利益」みたいなもので、

来期以降の利益や、将来の収益性を占える訳ではありません。

 

事業の安定性には全く欠ける銘柄ですので、たとえ値がさ株でなかったとしても、買うことはなさそうです。

ゲームをやっていた学生時代であれば、

三國志」のコーエーテクモホールディングス (3635)には食指が伸びたかもしれませんが。

今見てみると、思ったよりは配当利回りは高いですし、

優待はソフト購入の割引券みたいなので、「三國志」の現役時代なら株主になっていた気がします。