一昨日の金曜日に、日産自動車 (7201)の不祥事が報じられました。
高配当に釣られて、今年の4月に購入して1ヶ月ほど保有していましたが、
もう今は株主ではないので、明日の株価を虎視眈々と注視します。
この手の不祥事が業績や株価に与える影響は、
専門的に見たその不祥事の深刻さと、発覚後の対応とで決まるのだと思いますが、素人では全く予想できません。
少し前のフォルクスワーゲンによる不正については、これは絶対深刻で倒産するのではないかと思いましたが、
全く意外な早さでやり過ごしてしまい、今や何事も無かったかのようです。
ドイツ政府の肝いり企業でしょうから、その効果もあったのかもしれませんが。
幸いなことに、自分の保有している銘柄に深刻な不祥事が明らかになったことは、今のところはありません。
優待目当ての100株保有銘柄ならまだしも、
万一、配当目当てでまとまった株数を保有している銘柄に問題が生じた場合、
その被害による精神的な打撃ももちろんですが、売却すべきかどうかの判断が非常に悩ましそうです。
配当目当ての銘柄は、基本的に永久株主でいることを想定していて愛着がありますので、
見切りをつけて売却する判断が難しいだろうと思います。
もし売却してしまった後に、フォルクスワーゲンのように無事にやり過ごしてしまった場合は、後悔のやり場がありません。
いっそのこと、その不祥事が愛着を完全に断ち切るような内容であった方が、
迷う必要が無いのでさっぱりするかもしれません。
そういえば、今週はサカイ引越センター (9039)に不祥事のニュースがありましたか。
水曜日の引け後に報道されたようですが、木曜日と金曜日の株価には目立った影響はありませんでした。
現在の株価は絶好調で、虎の子の100株も利益確定したくなってきています。