三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

塩漬け銘柄の逆襲


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中途半端な水準での横ばいが続いています。

多くの方が抱いている印象と同じく、買うには高く、売るには安い水準なので、

いかんともし難く眺めているだけの日々。

刺激もだんだん薄くなってきて、しばらく株価を見ないで過ごせそうな気すらしてきます。

 

そんな中で、ポートフォリオの下の方(損益%順なので、要するに塩漬けゾーン)をふと見遣ると、

最近、かなりいいペースで株価を上げてきている銘柄が2つあります。

ともに、直近の業績発表がきっかけになっているようです。

 

一つは、イーグランド (3294)。

一度ももらうことなく優待廃止を喰らって塩漬けになっていますが、

配当利回りは案外高く(買値で3.65%)、4月14日あたりの底値から17%程度回復しています。

水面まではあと4.30%。

100株なので回収できる金額は大したことはありませんが、

ポートフォリオから永年の青字が消えるのは大歓迎。

やれやれ売りも上等です。

 

もう一つは、あかつき本社 (8737)。

こちらの値動きはかなり急で、5月18日の底値342円から、8営業日で13%程度戻しています。

ちょっと動きが性急すぎますし、ここから買値まではまだ11.01%もあるので、色めき立つにはまだ少し早い感じ。

また、ここは利回りのいいクオカード優待を維持してくれていますので、純然たる塩漬け銘柄という訳ではありません。

一方では、配当利回りはあまり高くないという点も加味した上で、

もし買値に戻ることがあった時、やれやれと売るかどうか。

その時にあらためて考えることにします。

 

現状では、ポートフォリオ36銘柄のうち、青いのは8つ。

そのうちの一つは反則気味のラスボスレベルなのですが、トータルでは250万円前後の含み益を維持できています。

どう考えても僥倖すぎる状態が長いこと続いていますが、この相場に秋風が吹き始めるのはいつになるのでしょうか。

超長期的に右肩上がりのアメリカ株指数ではあるまいし、

日経平均が二度と18,000円を割らないなんてことはある訳ないと思いますが、

大量のダブルインバースを握りしめていると、ほんの少し不安に駆られる瞬間がなきにしもあらずです。