三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

苦行中の小ネタ


スポンサードリンク

少し前に高校生が受ける試験の監督をしたのですが、時間を持て余す苦行の中で印象に残る小ネタが3つありました。

 

1つ目は、高校生の鉛筆の持ち方です。

文字で説明するのは難しいのですが、

鉛筆で字を書いている時、鉛筆のお尻の方(書くのとは逆先端)が、どの向きに傾いているか。

普通は、右利きなら真右の方向、あるいはやや手前(体側)に傾いていると思います。

ところがかなりの数(30人中5-6人)の高校生は、

鉛筆の先が自分の体とは反対方向(前方)へと傾いた状態で文字を書いていました。

書いているところは見やすいのかもしれませんが、違和感がすごいです。

 

鉛筆の持ち方でいうと、3本の指先でつまむのではなく、

親指と人差し指の付け根の奥にまで抱え込んでいるのもよく見かけますが、

これは個人的にはあんまり知的な印象を受けません。

書いている時の目と紙の距離が異常に近い(10cmくらい?)というのも、見栄えが悪いと思います。

目が近すぎると、見栄えが悪いだけではなくて、すぐに視力が悪くなってしまいます。

幼い子供のうちに、読み書きの際に目を近づけ過ぎないようにしつけることができれば、

早くからメガネ生活に陥ることは防げると思います。

私は今でも裸眼で過ごしています。

 

2つ目は、高校生の一人が試験中におでこに冷えピタを貼っていたことです。

冷えピタといえば元祖の丸山九段と新鋭の永瀬六段ですが、おでこに貼るのは永瀬流でしょうか。

確かに70人の高校生が詰め込まれた部屋は人いきれでとても蒸し暑く、床などは結露してベタベタになっていました。

頭を使うならば、暑いより寒い方がよく回転するような気がしますので、

高校生にとっては過酷な環境だったかもしれません。

 

最後の3つ目は、同じ部屋を担当した初老の試験監督の方が、ホワイトボードに書いた平仮名の「お」の文字です。

最後に書く「点」が、その下の湾曲部分と交差して、女子中学生の丸文字みたいになっていました。

「お」は2箇所にあり、どちらもそうなっていたので、普段からその「お」を書いている様子。

どんな経緯で、そんな「お」を書くようになったのでしょうか……。

 

2時間半の試験の監督をするのはしんどいです。

試験を受ける方が楽かもしれません。