先日、ハプスブルグ帝国のマリア・テレジアを紹介したNHKの番組を見ました。
ヨーロッパの歴史にはあまり馴染みがなかったのですが、
プロイセン王のフリードリヒ2世、ロシアのピョートル3世ら、
隣国との戦争と駆け引きの物語はとても面白かったです。
子供の頃から歴史は大好きで、小学生の頃に訪れる「脳の黄金期」は、
結果的に、専ら歴史の知識を吸収することに費やすことになりました。
特に執心だったのは三国志です。
人物名や字の醸し出す雰囲気に対して、いいしれない魅力を感じていました。
一方で日本史にもそれなりに興味はあり、もし中国史という選択肢があったら話は違っていましたが、
高校時代の社会は日本史を選択しました。
理系だったので、日本史はセンター試験に使うだけだったのですが、
趣味も兼ねていたので、かなり入れ込んで勉強していた記憶が鮮明です。
一方で世界史はというと、人名がカタカナでとっつきにくいイメージがあり、
その頃はほとんど興味を持っていませんでした。
それから20年ほど。
現在も中国史に対する興味は薄れておらず、
三国志の情報は脳のハードディスクにしっかり残っていますし、
キングダムにもすっかりはまっています。
ところが、日本史に対する興味はほとんど薄れてしまっています。
何故だかわからないのですが、情報に対して全く食指が動きませんし、大河ドラマも観る気にはなりません。
日本史に興味が湧かないのは日本人として悔しいのですが、
自分の興味の浮き沈みには素直に従うほかありません……。
日本史と入れ替わるようにして、世界史、特にヨーロッパやエジプトの歴史に俄然興味が湧いています。
中世からのヨーロッパもいいですし、古代エジプトも非常に興味をそそられます。
子供の頃とは環境が全く異なっていて、
今はウィキペディアなどで手軽に情報を総ざらいできるのが画期的です。
好きなことだけに自分の時間を費やせる生活になったら、
図書館にある本を片っぱしから読んでいくのもいいなあと、妄想しています。