積水ハウス (1928)の第3四半期決算発表がありました。
通期見通しの達成に向けて、無難で順調な進捗に見えます。
来期に増配でもあるともちろん嬉しいのですが、
あまり贅沢は望まないように、手堅く安定した事業を期待したいです。
自分が保守的な性格のせいか、毎年増収増益を求められる上場企業は大変だなあと思います。
ある程度成長したら、その水準の維持でも充分なのではとも思いますが、
そういう保守的な姿勢だと、情勢の変化においていかれて淘汰されてしまうのでしょうか。
私には、株主としての後方支援の方が向いているようです。
一方、株主であることが本当に企業の支援に繋がっているのか、
まだ理解しかねているところがあります。
初めて上場した際には、株式と引き換えに現金を受け取る訳ですから、
最初の株主は直接支援したことになると思います。
しかし、それ以降の売買については、
誰が株主になろうと、また、誰も株主になりたがらなくて株価が下がったとしても、
企業に直接のダメージは無さそうな気がします。
最初の株主の貢献度が、そのまま次の株主に引き継がれていると解釈するのでしょうか。
上場株式会社の根本的な成り立ち原理がよくわかっていない、初級者です。