前場の序盤は呆れてしまうくらいの強さでしたが、後場に入ると一気に雰囲気が変わりました。
何かきっかけがあったのでしょうか?
日経平均は一時マイナスにまで沈みました。
どうせなら終値でもマイナスだった方が、来週に向けて良かったような気もしますが、
引けにかけてはやや盛り返して、終値はプラスでした。
改めてチャートを見てみると、始値が結構高かったせいで長さはそれほど目立たないのですが、
上ヒゲをつける嫌なローソクとなりました。
相場の雰囲気としての上ヒゲはもっと長い気がします。
ポートフォリオを力強く引っ張ってくれているリコーリース (8566)も、
前場でプラス4.39%に駆け上がった後、きれいな右肩下がりのマイナス0.89%で引けました。
こちらは正真正銘、かなり長い上ヒゲをひいてしまっています。
来週以降に向けて、ちょっと雲行きが……。
一応、TOPIXも自分のポートフォリオも11連騰ではあるのですが、
ちょっと冷水をかけられて、そんな雰囲気は全く無くなってしまった感じです。
人間の慣れる力というのは侮れないもので、
連日続くような暴落相場でも、そのうちに慣れて(麻痺して)しまい、
真っ青なポートフォリオもわりと落ち着いて眺められるようにようになります。
一方で現在はというと、あろうことかこの上昇相場に慣れてしまい、
今日後半の下落でもかなりストレスを感じている自分がいました。
ぬるま湯に慣れてしまうのは大変危険です。
いざという時に、取り乱してパニック売りなどしないようにせねばなりません。
ただし、今日は最大の目標であった日経レバの処分は達成することができました。
かなり前から13,530円で注文は出してあったのですが、今日の高値は13,540円と正にぎりぎりでした。
もし今日売れていなかったら、非常に不安で気分の悪い週末を過ごすことになりそうでしたが、
何はともあれ、全く働いていなかった50万円を取り戻すことができて、これは一安心です。
おまけで800円の売却益も。
ダブルインバースは別として、単なる「投機」であるETFにはもう手を出すまいと誓いました。