保有銘柄からの「株主優待制度の変更のお知らせ」というリリースは、大きな精神的ストレスを伴います。
もちろん「拡充」である可能性も無い訳ではありませんが、たいていの場合は「改悪」。
そもそもリリースのタイトルが「変更」ではなくて「廃止」となっていれば、瞬殺です。
今日、3つの保有銘柄からその優待に関するリリースがありました。
まず、ディア・ライフ (3245)。
配当性向を引き上げることに伴い、来季は3円増配して15円配となります。
もともと低位株なので実利は少ないですが、気分は悪くありません。
そして優待の変更ですが、意図がよくわかりませんでした。
なぜか、来期3月から9月まで半年間5,000株オーナーであれば、クオカード10,000円。
一方で、従来の「9月100株オーナーにクオカード1,000円分」
という優待は維持されているように見えますが、
解釈によっては「去る9月に確定した筈のクオカード1,000円分の優待は反故にする」と受け取れる気も。
ちょっと気になります。
そして、ライドオン・エクスプレス (6082)。
これは駄目でした。
廃止ではないものの完全な改悪で、5,000円の券が2,500円になってしまいます。
これでは全く利回りに魅力がありませんので、
月曜日朝に水面下に沈没しないのであれば、即座に売ろうと思います。
今日の終値で102円分、10%の含み益がありますので、なんとか逃げられるでしょうか。
甘いか……。
最後はオカダアイヨン (6294)。
ここは1部昇格を果たしましたので、優待廃止もあるかもなんてささやかれていましたが、
今回は小さな改悪でした。
ただ、私の持ち株数(400株)だと優待内容は現状維持なので、まあ許容範囲です。
逆に、あと100株買い増せばクオカードが1,000円アップすることになりました。
業績も上向いてきている気がしますし、配当もそこそこありますので、
今回の発表で下がるようなら、ナンピンしようかと思います。
もしライドオン・エクスプレスを売ることができれば、その資金で割れ鍋に綴じ蓋なのですが。
過去には、日産車体 (7222)とイーグランド (3294)で廃止を喰らい、
共に売り抜けられるだけの含み益はありませんでしたので、
未だにポートフォリオの底の方でしょっぱく漬かっています。
これら2銘柄は購入して最初の優待を受け取る前の廃止劇だったので、全く何の利益も得ていません。
イーグランドは配当が2.61%あるのでまだましですが、
日産車体は0.74%なので、もう○ソみたいなもんです。
週末の入り口に連発された優待変更のリリース。
かなり気分を害しつつ、波乱の週の終わりとなりました。
月曜日にライドオン・エクスプレスを無事に手放せますように。