三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

優待に目が眩む


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なんとなくマクドナルド (2702)の優待が欲しくなって指値をしてみたのですが、約定しませんでした。

優待をもらえれば、月に一回は食べられることになります。

株価は3,000円弱で、配当は30円。

優待を6,000円/年とすると、配当と合わせた利回りは3%なので、

他の高配当銘柄と比較して、とりわけ高いという程ではありません。

 

一方、キヤノン (7751)は同じくらいの株価で、配当が15,000円/年なので利回りは5%。

税引後でも12,000円/年を受け取ることができます。

この配当金でマクドナルドを月一回食べたとしても、

マクドナルドの配当金の2倍くらいのお釣りがもらえそうです。

 

つまり、同じ30万円を費やすのなら、キヤノンを買い増した方がよっぽど得なのですが、

優待が絡むと、どうしても合理的な判断ができなくなります。

確かに優待で品物を頂くと、その瞬間はすごく嬉しくはあるのですが……。

 

ポートフォリオにはクオカード目当ての銘柄が結構ありますが、

もう一度是非を考えないといけない気がしてきました。

揶揄して言われる「優待乞食」という言葉が耳に痛いです。

特に私は配当金による利益を最も重視している以上、

優待に目が眩んで低配当銘柄に手を出してしまうのは愚行というべきかもしれません。