先日、O川での岸からのガサガサで稚魚を10匹以上捕まえ、
そのうち4匹を連れて帰って60cm水槽へ入れたのですが、僅か3日でいなくなってしまいました。
そこで昨日、もう一度O川へ行ってきました。
今度は15匹を連れて帰り、10匹の群れを60cm水槽に、5匹を20cm水槽へ入れようかと。
部屋の窓外(屋外)に置いてある20cm水槽の住人はヌマエビとタニシなので、禍はないでしょう。
60cm水槽の方でも、まとまった数で入れて群れになれば、何かしら状況が変わるかもしれません。
が、現地へ行ってみると、前回とは違って岸近くには稚魚があまりいないので愕然。
彼らは上空(水面)に対する警戒心が強いので、「ハシビロコウ作戦」をとらざるを得ません。
すなわち、網を構えて水面に身を乗り出し、そのままじっとして射程距離に稚魚が泳いでくるのを待ちます。
大きさを別にすれば、カジキなんかと良い勝負なのではないかという感じ。
稚魚とは言え、そんな魚がひらけた場所を1匹か2匹で泳いでいるのを、網で掬うのは容易ではありません。
それでも1時間くらい粘り、なんとか3匹を確保しました。
ハシビロコウ作戦は時間がかかります。
大事に持ち帰ったものの、3匹のうち1匹がグロッキー気味。
急いで20cm水槽に入れましたが、その1匹は力尽きてしまい、あっという間にヌマエビ君たちのご馳走に……。
ヌマエビは、元気な魚を捕食することはありませんが、死骸であれば動物性タンパク質も大好きなようです。
という訳で、2cmと1.5cmの計2匹が20cm水槽で暮らし始めました。
昨冬の厳冬期には、表面(水面と側面)が凍ったこともありましたし、稚魚が屋外で越冬できるかどうかは不安。
これから1ヶ月くらいでなんとか成長してもらい、
せめて3cmくらいになれば、60cm水槽へ引っ越そうと思います。
さて、この日は、念願だった「生きているヘビの撮影」をすることができました。
O川沿いの農道のど真ん中に鎮座しておられた、稚ヘビ君です。
色はともかく、模様はアオダイショウかと思ったのですが、アオダイショウの子供はマムシ模様だった筈。
画像検索してみましたが、シマヘビ、ヤマカガシ、ヒバカリなどとも違う感じ。
写真を撮りまくっている間も全く動かなかったありがたい被写体でしたが、
この道は時々自転車が通るので、こんな真ん中にいたのでは轢死してしまいます。
撮影後に草むらの方へ追い立てようとしたのですが、タモ網を近づけても全然動きません。
チョンチョンと2-3回つつくと、びくっと我に返って動き出しましたが、
体を大きくくねらせている割には進むのが遅く、なんとも頼りなさそうな様子でした。
ちゃんと冬を越せるのか心配です。