中間決算発表ではありませんが、今日はキヤノン (7751)の第3四半期決算発表でした。
前回の中間決算では、大減配を喰らわされたのが記憶に新しいところです。
今回は、決算短信以外にもう一つ、
「連結業績予想の修正および配当予想に関するお知らせ」という戦慄のリリースが!
キヤノンのお家芸と言えば、言わずと知れた「下方修正」ですから、
3ヶ月前に出したボロボロ予想を更に下回ってくるのかとおののきました。
また、本決算発表時まで期末配当額は示さないのが常だったのにも関わらず、
今回は早々に配当予想を発表するというのですから、やはり期末は無配かと覚悟せざるを得ませんでした。
で、ガタガタ震えながら内容を確認したところ、
業績の通期予想は上方修正で、期末配当は40円予想というまさかの無風結果でした。
今回ばかりは、厳しめに予想を算出していたようです。
株価は凄惨な有様なので、買うなら絶好の機会なのですが、
流石にその勇気はどこを振り絞っても出てきません。
その技術力を信じて復活に賭けたいのはやまやまなのですが、
「社長への返り咲き事変」が拭えないマイナス要素になっています。