三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

「感染防止対策」


スポンサードリンク

小姑みたいでなんなんですが、

最近よく耳にする「感染防止対策」という日本語が気になっています。

「対策」の前にくる語句は、忌避すべき対象そのものであるべきなので、

「感染対策」、そうでなければ「感染防止策」が正しいのでは?

 

言語は時とともに意味が変遷するものなので、

例えば、「敷居が高い(=『後ろめたい理由があって』気後れする)」という表現を、

単に「気後れする」の意で使うようになっていたりするのは構わないと思うのですが、

「感染防止対策」に関しては、全く逆の意味になるので違和感があります。

 

「対策」が、「策」とほぼ同義で使われるようになってきていて、

「対策」という語句の中では「対」そのものの意味が消失している、という解釈はできるような気もしますが。