三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

オリックスの今期配当予想をどう捉えるか


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今日は、リテールパートナーズ (8167)が引き続き堅調に推移し、

1,500円での300株売り注文が無事に約定しました。

買値は843円だったので、税引き後で15万円強というまとまった額の利益確定です。

当初は200株の予定でしたが、今朝までに気が変わって、もう100株を追加しました。

もっとも、松井証券口座では相当な損切りをしていますので、

そのマイナスを少し取り返しただけのことですけども。

 

今日は、オリックス (8591)が本決算を発表しました。

今期の業績予想が「未定」というのは構わないのですが、問題は配当です。

まず昨期の期末配当については、予想通り41円ということでよし、と。

そして、注目の今期予想です。

元々オリックスは、本決算発表の際には次期の中間配当しか予想を出さないのですが、

今回は35円という数字でした。

加えて、「今期に限って配当性向を50%にする」と付記されました。

昨期までの配当性向は30%でしたので、それが50%に引き上げられるということは、

仮に今期が昨期比40%減益までに収まれば、昨期の76円以上を確保できることになります。

 

これをどう受け止めるべきでしょうか。

配当性向を一時的に(大幅に)引き上げることによって、これまでと同水準の株主還元を確保してくれたと見るか、

あるいは、40%どころではなく、もっと大幅な減益を確実に見込んでおり、

今のうちから大幅減配の布石を打っておいたと見るか。

後者はかなり穿っていますが、これまでの株主還元姿勢を鑑みると、

多分前者なのかな(そうあって欲しい)と思います。

そうならないように事業を多角化してきた訳ですし、

流石に40%減益とまでにはならないような気がしますが。

 

今日は、セントケア・ホールディング (2374)も大引け後に本決算発表を行いましたが、

それに先立って株価がプラス7.24%と跳ね上がり、一気に含み損があと2円になりました。

しかしながら、今期予想は業績も配当も全て未定という内容だったので、

漏れ出ていた「何か」があった訳でもなく。

これで明日は、確実に「行って来い」になりますな。