今日も決算発表はいくつかありましたが、特筆すべき内容は無し。
目を引いたのは、オリックス (8591)からの「自己株式の取得状況および取得終了ならびに……」というリリース。
昨年10月28日の発表では、「7,000万株を上限」「1,000億円を上限」としていましたが、
結果は、「1,135,300株」「1,399,640,750円」ということです。
これは姑息なごまかしなのか、ぱっと見では数字を比較しにくいですが、
なんと株数は予定の1.6%、金額は1.4%分しか実施していないので、事実上、発表内容を反故にしたも同然です。
これは、忘れ得ぬY真ホールディングス (236?)の暴挙の再来か?!
ただ、今回のオリックスの場合、
「決議した株式の総数または取得金額の総数の上限には至りませんでしたが、」
と自分から言及しているので、その態度には酌量の余地があります。
意図については、今後説明するとのこと。
「自社株買いを反故にした代わりに、今期の配当は据え置きます」
あるいは、
「自社株買いをしたり、配当を出している場合ではないので、今期は更に大幅減配します」
今回の発表は、どちらのシナリオの布石なのか。
どきどきの決算発表は、来週木曜日です。