私の座右の銘の一つは「備えあれば憂い無し」。
という訳で、停電時の対策として、ポータブル電源とソーラーパネルを購入しました。
一番の動機となったのは、実は60cm水槽です。
かなり過密に魚たちが住んでいますので、特にこれからの季節だと、
数時間停電しただけで、酸欠で全滅してしまう可能性が濃厚です。
万一の場合には、網の蓋がついたバケツに全員を入れて急いで水路へ持っていき、
そこに沈めておいて生簀状態にするしかないかと考えていました。
ただ、エビ達も含めて住人全員を避難させるのは大変そうではあります(汗)。
という訳で、このポータブル電源の用途としては、
停電時に60cm水槽のポンプを動かすというのが第一です。
ポンプの消費電力は7W、おまけでLED照明は13W。
仮にポンプだけだと、1日(24時間稼働)当たり168W。
LED照明を10時間点灯すると、更に130W。
今回購入したのは、共にJackery社製で、
ポータブル電源が「Jackery ポータブル電源700(700W)」、
ソーラーパネルが「Jackery SolarSaga100(100W)」です。
当初はSuaoki社製にしようかと思っていたのですが、
お国柄というべきか、品質とサポート体制に著しい不安を覚えたので、Jackery社製に変えました。
ポータブル電源は700Wなので、フル充電しておけば、
ポンプのみなら丸4日くらい、LED照明付きでも丸2日は動かせる計算になります。
ソーラーパネルについては、太陽が高い現在の日差しでよく晴れていれば、
11時から15時くらいまでは50W発電をキープできたので、計200Wは補充可能。
動かすのをポンプだけにすれば黒字にできるかも。
ソーラーパネルには3mのケーブルが付いているので、
ポータブル電源は1階室内の窓際に置き、そこからケーブルを外に伸ばして、
ミミズ養殖山(腐葉土製造工場)の上にソーラーパネルを広げることにしました。
このミミズ養殖山は日当たりが抜群に良く、常々彼らのために日差しを遮りたいと思っていましたので、
遮ったその日差しで発電できるのであれば、実に幸便です。
ソーラーパネルは、太陽光を鉛直に照射させないと発電効率が下がります。
太陽が高い夏の間は地面にフラットにおいても大丈夫そうですが、
冬の場合は心許なく、そもそも隣家の家屋に阻まれて、直射日光がほとんど当たらないかもしれません。
そこで、冬は2階の南向き窓外に垂らしてはどうかと思案しています。
このポータブル電源ですが、人間用の用途としては、無線ルータやパソコンを動かすのに使えそうです。
また、500W以内の電気鍋を買っておこうかなと考えています。
食糧はしこたま備蓄していますが、現状で停電してしまうと満足に摂取できなくなりますので。