さて、キヤノン (7751)の第1四半期決算発表。
まず「通期業績予想の修正に関するお知らせ」を見てみると、「未定」に修正という常套内容でした。
一方、第1四半期の（今回修正した『期初予想』に対する）進捗率は、
売上高は21.1%、営業利益は14.3%、純利益は13.7%と、順調に遅れています（苦笑）。
次回、3ヶ月後には中間配当の発表がありますが、これはファイルを開くのに相当緊張しそう。
減配はしない、早期に態勢を立て直す、という矜恃に期待するしかありません。
何年か前に勃発した「地面師」なる詐欺師事件に絡んで、未だに権力闘争が続いているようですが、
今回の現経営陣の勝利をもって打ち止めとなるのでしょうか。
お互いの言い分を聞いてみても、（株主とはいえ）外部の人間には、
どちらが正しくて理があるのか、皆目わかりません。
しっかり経営して株主還元に気を遣ってくれるのであれば、誰が舵をとっても構わないのですが……。
