三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

ステイクホルダーとは


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企業の経営に関して、しばしば内部留保が槍玉に上がりますが、

内部留保が少なくてROAROEが高い銘柄は、現在のような有事に対する耐久力が低いのでは?

 

私は、保有銘柄のROAROEはほとんど気にしません。

むしろ内部留保が少ない「効率的な自転車操業」を続けている銘柄は避けたいくらいです。

長期保有するつもりがさらさら無く、短期での売却益を狙っている投資家(投機家)ほど、

高いROAROEを要求している気がします。

 

以下は、私の曲解です。

・売却益狙いは、本質的には投資ではなく投機。

・売却益狙いの株主は、ステイクホルダーではない。

・売却益(=株価の上昇)は株主還元ではない。

・無配の銘柄については、その株主はステイクホルダーではない。

 

売却益の場合、「利益を得ること」と「株主ではなくなること」が共役しているので、

これを「株主」還元とはとても言えません。

マザーズに新規上場した銘柄の社長が、

「配当ではなく、株価の上昇によって株主に還元したい」とのたまっているのをよく耳にしますが、

株主に対する姿勢としては最悪で、ブラックリスト入りです。

せめて、「現時点では配当を出せないが、将来的にはなんとか」くらいでないと。