先日、水路や小川での網仕事用に「胴長」を購入しました。
これまでは、短パンにサンダルという軽装でした。
これで水流に入ると実に気持ちがいいのですが、
帰宅後、足を洗うために玄関から風呂場へ行くのに難儀していました。
また、こんな川辺の草むらでくつろいているマムシ君をうっかり踏んづけてしまった際に、面倒なことになる懸念も。
ということで、胴長の導入に踏み切りました。
もちろん防水ですが、そのぶん大量に汗をかくので、濡れ方はあまり変わらないかもしれません。
ところで、この「胴長」のことを今は「ウェーダー」などと呼ぶとか。
これでは何のことやらかさっぱり。
「最近は何でもかんでもカタカナにしおってからに」と思っていたのですが、
30-40年前に刊行された釣りの本に、まさかの「ウェーダー」という記載があってびっくりしました。
その本は当時、よほどハイカラだったのでしょうか。
しかし誰が何と言おうと、「胴長」でないとしっくりきません。
さて、この胴長のデビュー戦として、9月11日(水)にK水路に出征してきました。
60cm水槽に迎えるカワムツとどぜうが目当てです。
その結果、カワムツを含めた小魚を8匹確保することができました。
ただ、帰宅してから上記の写真を撮る際に1匹のカワムツが飛び出し、更にその姿を見失ってしまいました。
必死に捜索して救出したのですが、そのダメージは大きく、水槽に入れた直後に星となってスジエビ君の腹中へ……。
60cm水槽に入れてから、残りの7匹の魚種を確認したのですが、
カワムツのうち1匹は、ひれに少しボロボロになっていて、翌朝には姿が消えてしまっていました。
という訳で、現在60cm水槽に暮らしている魚類は、以下の顔ぶれです。
カワムツ:5匹
タモロコ:3匹
モツゴ:2匹
シマドジョウ:3匹
上中層の魚密度は、ちょうどいい感じになりました。
実は今回、2時間の作業でマドジョウも5匹獲れていたのですが、
酸欠で弱らないように、網蓋付きのバケツで水路に沈めていたところ、1匹残らず逃亡されてしまいました。
作業途中にファスナーが1cmくらい開いているのに気がついて閉めたのですが、
まさかあの隙間から全員が逃亡してしまうとは。
この衝撃的展開に気づいた瞬間にどっと疲労感に襲われ、帰路のしんどさはこの上ないものでした。
近々、どぜう標的の再出征をせねば。