三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

60cm水槽、始めました


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このところ、庭に置いている睡蓮鉢の水位が下がるのがとみに早くなってきていました。

半日も経たずに明らかに水位が下がってきます。

ヒビが入ったのかもしれませんが、そのまま放置した場合、

いつのまにか干上がって生き物が全滅してしまうと泣くに泣けません。

 

さて、それではどんな策を講じるか。

 

屋外でのビオトープにこだわるのであれば、新たに睡蓮鉢を用意するか、

あるいは、大きな専用容器を庭に埋め込んで池にしつらえるという選択肢もあります。

 

一方で、以前から憧れていた「大きめの水槽での(屋内)飼育」へと舵を切りたい気持ちがふつふつと湧いてきました。

人工光で光合成をさせるのは不本意なのですが、魚たちの営みをつぶさに観察できるのは、あまりに魅惑的です。

 

現行の睡蓮鉢の状況から、選択に悩む時間はあまりありませんでしたが、

ついに60cmの水槽を導入することにしました。

 

色々調べた結果、コトブキ工芸製のセットを購入。

60cm水槽は、アクアリスト600S。

照明は、フラットLED SS 600 ブラック。

上部フィルターは、スーパーターボ トリプルボックス 600。

 

27日(火)に届いてセットアップを行いました。

上部フィルターで濾過された水は、水中へと伸びる拡散口から排出される構造になっていましたが、

これでエアレーションが十分かどうか心許なかったので、

拡散口は取り外してしまい、濾過水が滝のように流れ落ちるように改変。

こうすると空気を巻き込んだ泡が水中にたくさんできるため、

水音は大きくなるものの、エアレーションの効率は格段に良くなる筈です。

更に、酸素供給についてはマツモの光合成にも期待。

 

他に、マグネット固定式の水温計、壁面の苔取りマグネット、

そして40cm超のピンセットも調達しました。

 

水温計を壁面につけると、その部分だけ掃除ができないので苔が生えてしまいますが、

マグネット固定式だと、マグネットを支点として簡単に左右にずらすことができるため、

壁面掃除をしっかりと行うことができます。

 

さて、翌28日(水)に睡蓮鉢から水槽への引っ越しを行いましたが、

これは「生存者」の点呼を取れる滅多にない機会です。

これまでいろんな生物を入れてきましたが、水面からの観察ではとんと見かけなかったものが多数いました。

どれだけの生き物が、無事に真夏を越えられたのでしょうか。

 

結果としては、生存組は思ったより少なかったです。

 

どぜうは合計で19匹入れてきましたが、生存者は6匹。

カワムツは16匹入れて、5匹生存。

スジエビとヌマエビは、通算50匹以上は入れたと思いますが、生還したのは小さいのが2匹のみ。

やはりエビには暑さが厳しかったようです。

タニシはほぼ生き残っていましたが、その中から大きいのを10個だけ水槽へ移しました。

その後、石やマツモにくっついて、小タニシが更に何個か移住しているのを発見しました。

 

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ある程度の日数が経って平衡状態に達しないと安心はできませんが、

とりあえず、このメンバーでの水槽発足となりました。

エアレーション以外では、マツモが無事に生育するかどうかが心配です。

マツモは根無しで浮いていますので、上部フィルターから流れ落ちる水流に揉まれて時事刻々と動いています。

その水流の継続的・物理的な刺激で、溶けてしまうのではないかという危惧が。

現在のところ、葉は少し抜けているものの、全体としての形は保っていて大丈夫そうな気はします。

 

さて、水槽が発足はしたものの、何と言ってもエビがほとんどいないですし、

どぜうとカワムツの数も寂しいので、早速新たな移住者を募って(拉致して)くることに。