採集したミミズを使ったお楽しみは、
自作の仕掛けを使った「採集」で、狙うはどぜう、エビ、ザリガニ、小魚等です。
作製した仕掛けがこちら。
800mlくらいのペットボトルの飲み口付近を切り取り、逆さにして取り付けます。
ペットボトルの胴体部分には、きりで無数に穴を空け(かなりの作業で手に水ぶくれができた)、
水に浮かべた際に自重で沈むことを確認しました。
このペットボトルの2部品は、長い荷造り紐の両端に括り付けます。
次に、台所で使う水切りネットを小さめに切り、縫い付けて袋状に。
それにミミズと、ミミズが排泄した球状の土を一緒に入れて結わえ、ペットボトルに入れて誘引餌としました。
ミミズの排泄土を一緒に入れたのは、現地へ運ぶまでにミミズが弱らないようにするためと、
排泄物である土からも、誘引臭が出るのではと思ったからです。
仕掛けは5つ。
3つは浅い小川に、2つは田んぼ脇の水路にしかけました。
仕掛けは自重で沈むのですが、やや安定性に欠けた為、石ころを入れることに。
小川の方は、如何にも水棲生物がいそうな環境です。
水路の方は完全に護岸されていて、エビやザリガニが隠れられそうな障害物がほとんど無かったので、
少し泳いでいるのが確認できた小魚が入ればいいなというくらいの期待でした。
一晩置いて翌日、回収に出かけます。
仕掛け作りも含めて最初の挑戦ですし、なんとなく坊主なんじゃないかなという覚悟だったのですが……。
小川に仕掛けた最初の2つの仕掛けに、エビが1匹ずつ入っていました!
たった1匹ずつでしたが、久しぶりの感覚に興奮(と独り言)を抑え切れません。
ただ、小川に仕掛けた残り1つは空っぽでしたので、
あまり期待はせずに水路の分の回収に向かったのですが、見事に予想を裏切られました。
水路に設置した2つには、現地では正確に数えられなかったくらいのエビがピチピチと踊っていたのです!
しかも、最後の1つには本命のどぜう君の姿も!
急いで持ち帰り(バケツに入れた状態だと、特にエビは酸欠で死んでしまうかもしれないので)確認してみると、
収穫は、どぜう1匹に、スジエビ17匹、ヌマエビ2匹でした。
彼らは、ビオトープを目指した庭の睡蓮鉢に収容します。
製作途上の試作品の実験台にしてしまって申し訳ないのですが、酸欠で死なないように祈りつつ……。
早めにDCMカーマ (3050)に行って、ニプロ (8086)の優待でもらったギフトカードを使って、
酸素供給用の水草を見繕ってくるとしましょう。
近いうちに、今度は仕掛け5つ全てを水路に投入する第2戦を敢行する気満々です。