先週の金曜日に四季報が更新されました。
厳しい寸評が多いんだろうなと覚悟していましたが、意外と良いコメントも見つかったのは意外でした。
積水ハウス (1928)の見出しは「復調」。
直近の本決算で雰囲気がガラリと変わりました。
地面師に騙された件だの、幹部の権力争いだのが話題になっていた時は、業績を巡る数字も冴えなかったのですが、
今期の好予想を出したことで状況が一変した気がします。
あとは、その予想の数字を実現してくれることを祈るのみ。
今日はリコーリース (8566)が窓を空けて上に飛びましたが、これも四季報の影響でしょうか。
最終的に小さい陰線にはなったものの、相当長い下ヒゲが付いているのはいい感じです。
四季報のコメントには、「順調」「改善」「費用吸収」「追い風」「伸び」と、ポジティブな表現が5連発。
今期の本決算内容への期待がいや増します。
来期の連続増配継続を胸算用してしまっても大丈夫でしょうか。
一方で、今日の地合にあって仲良く逆行安していた問題児のKDDI (9433)とあおぞら銀行 (8304)。
前者については、四季報のコメントは好悪が同居。
通信事業は駄目だけれど、海外や金融が伸びているとのこと。
この流れを継続できれば、将来的にはいい方向へ向かっていけそうです。
あおぞら銀行についても、海外の貸出が伸びているとのことなので、悪条件の中で健闘してはいるみたいです。
本腰を入れて毎日の値動きを追う気にはなれない株価水準ですが、のんびり気長に待つとしましょう。
日本商業開発 (3252)は、四季報の内容も上々で、株価も明確に上放れてきました。
権利日まであと5日しかありませんが、できるだけ貯金を!