レオパレスの余波を受けてか、
不動産銘柄である日本商業開発 (3252)やグッドコムアセット (3475)がここのところ不振でしたが、今日は気を吐いてくれました。
日本商業開発については、来たる3月の権利落ち後に含み損に転落しないくらいの貯金は蓄えておいてほしいものです。
そのレオパレスに関するネット記事の結びに「失った代償はあまりに大きい」とあったのですが、
これは「汚名挽回」的な日本語間違いではないでしょうか。
考えれば考えるほどややこしくなってきて、100%の自信は持てないのですが、
「失ったもの」が大きいのであって、「代償」を「失った」という表現はおかしいのでは。
日本マクドナルドホールディングス (2702)が、2ヶ月ぶりに5,000円に復帰しました。
そもそもは2,000円から3,000円くらいが適正ではないかと思うのですが、
業績の急回復と共に上昇した株価は、意外と粘り強く高値を維持しています。
もうかれこれ1年半以上も5,000円前後を維持していて、200日線すら5,000円を超えているので、
この水準でがっちり値固めを終えているようにも見えます。
同じ外食銘柄でもすかいらーく (3197)は、異常とも言える条件の優待が株価を下支えしていますが、
その巨額の優待が業績の足を引っ張っているようです。
日本マクドナルドホールディングスの優待が業績に影響を及ぼしているという話は聞いたことがないので、
こちらは無理のない範囲で運営できている様子。
優待の費用対効果という点では、日本マクドナルドホールディングスの圧勝というところでしょうか。
絶対に優待が改悪されると踏んで、すかいらーくを売却したのは1年半前。
予想に反して現在まで優待は維持されていますが(現金化はしにくくなった模様)、
先日、今期の配当予想を前期の半分とすることが発表されました。
私は元々、配当と現金化する優待とを合わせた利回りを目当てにしていましたので、
優待は維持されているとはいえ、投資先としての魅力は激減しました。
業績が急回復しない限り、現在の優待条件も風前の灯という気がします。
外食銘柄ついでに、吉野家ホールディングス (9861)。
売上は順調なのにも関わらず利益が出ないという、ビジネスの構造そのものが破綻している絶望的な状況です。
もう抜本的な値上げをするしかありません。
値上げした当初は客足は遠のくでしょうが、そのうちに忘れられて元に戻ると思います。