相場が軟調だった前場は、ポートフォリオは一時プラスだったりして大きくリードしていたのですが、
終わってみると見事に追いつかれました。
主力である積水ハウス (1928)が権利落ちでマイナス4万5千円というハンデがあったので、
まあ引き分けでも良しとせねばなりますまい。
後場にかけて、一体どの銘柄が失速したのか気になりましたが、オリックス (8591)と三井物産 (8031)あたりでしょうか。
この二つだけでこんなに含み益を消してしまうとは思えないのですが。
昨日、実に幸先の悪いスタートを切った決算発表期間。
下方修正のエクセディ (7278)は、今日の株価がマイナス3.72%でした。
今日は4銘柄から発表で、主力としてはリコーリース (8566)が。
リコーリースの決算は、しばらく芳しくない数字が続いていましたが、前回は、やや風向きが変わったかと期待させる内容でした。
そして今日の第3四半期はというと、売上高から純利益までの前年比増減率が全て第2四半期時よりも改善し、
通期予想に対する純利益の進捗率は80.5%です。
市場全体に先んじて業績に陰りが出てきた時はどうなるかと思いましたが、ここにきての踏ん張りはなかなかいい感じです。
株価も、年末からの下落で含み損に転落する銘柄が続出する中、含み益の赤い数字をキープ。
配当利回りはまだまだ物足りませんが、連続増配記録を続けているので、
今後着実に実入りが増えていく堅実な主力銘柄として信頼しています。
リコーリースの株価は14時の発表前から嫌に堅調だったので、嫌な予感しかしていなかったのですが、
発表後もほぼ同じ水準を保って引けました。
まずは一安心。
あとの3つは、優待目当てで100株ずつ保有している銘柄。
JPX (8697)の決算内容には特段悪い点はなく、当初の想定通りに進捗しているようです。
みちのく銀行 (8350)は、衝撃的な下方修正となりました。
地銀なので相応の覚悟と共に保有するしかないのですが、
経常利益は従来予想の半分以下、純利益に至っては3分の1近くに減額という大激震!
前回までは増益予想でしたが、一転して減益に転落です。
というより、前回はまだ増益予想だったという事実に改めてびっくりしましたが……。
修正後の1株あたりの予想純利益は55.90円。
期末配当予想は20円、年間では40円なので、来期は減配も覚悟しておく必要がありそうです。
配当は、あくまでおまけみたいな位置付けなのですが、優待の方は維持してもらわないと困ります。
対照的に、沖縄セルラー電話 (9436)は上方修正です。
ただし営業収益は据え置きで、営業利益がプラス3.2%、経常利益はプラス3.6%、そして純利益がプラス1.1%。
これくらいの幅なら、修正せずに本決算に行ってもいいような気もしますが、
やや独立した経済圏で、安定した独自の収益を確保している点は心強いです。
この3月が、初めての優待獲得となるので楽しみです。
今日は悲喜交々となりましたが、明日はキヤノン (7751)の本決算で勝負です。