三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

投資家心理の振れ幅の大きさよ


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今日も堅調で、結局、年が改まってからのトレンドは上向きということになってきたでしょうか。

結果的に酷かったのは大発会だけで、それ以降は拍子抜けするほど順調です。

あんなに弱気発言が蔓延していたのが嘘みたい。

 

ダブルインバースは、一瞬マイナス5%にまで戻した日がありましたが、

その日からたったの10営業日でマイナス20%に逆戻りしてしまいました。

「ダブル」とは言え、値動きが激しい……。

 

年末からの下落局面で買い込めた高配当銘柄は、キヤノン (7751)とJT (2914)と蔵王産業 (9986)がそれぞれ100株ずつのみ。

キヤノン蔵王産業については、すでに2-3%の含み益ゾーンまで行ってしまい、

ややもすると、貴重な買い増しのチャンスを生かしきれなかったかと思ってしまいがちですが、

「待てば海路の日和あり」と念じて、ひたすら待つのみです。

 

週末に行われた王将戦の第1局は、挑戦者の渡辺棋王が制しました。

今期の復調、そして好調ぶりは目覚ましく、この冬に王将奪取+棋王防衛で二冠になりそうな雰囲気です。

豊島二冠、広瀬竜王を含めた3人の充実ぶりが際立っていますが、

A級順位戦では、先日広瀬竜王が豊島二冠に土をつけて1敗で並び、同じく1敗の羽生九段を加えた三つ巴になっています。

残りは2戦。

羽生九段の相手は、なんとその豊島二冠と広瀬竜王です。

極めて厳しい条件であるのと同時に、自力での名人挑戦権獲得を可能にする組み合わせとも言えます。

羽生九段以外の二人について、もう一局の相手は、豊島二冠が久保王将で、広瀬竜王が深浦九段。

共に粘り強さを身上とするベテランで、羽生九段の「援護射撃」をしてくれる可能性も十分期待できそう。

 

「九段」を名乗ってすぐに二冠と竜王を撃破して8勝1敗でA級順位戦を制し、

元号が変わった直後に名人を奪取して、タイトル通算100期を達成する。

このシナリオも、なかなか千両役者っぽくて悪くないです。