今日は、直近の業績が圧倒的底辺の”モストデンジャラスコンビ”が決算発表を行いました。
まずは、吉野家ホールディングス (9861)の第3四半期。
そもそも「純利益」ではなくて「純損失」の世界なので、
この第3四半期の数字をどのように受け取ればいいのか、よくわかりません。
本第3四半期の時点では、純損失が1,558百万円。
通期予想は変更なしで、1,100百万円の純損失見込み。
因みに、前回の第2四半期時点では850百万円の純損失でした。
つまり、この第3四半期の3ヶ月分のみで考えると、
1,558 - 850 = 708百万円もの赤字になっています。
ところが、通期予想の純損失1.100百万円を達成するためには、2月までの3ヶ月で458百万円の”黒字”を叩き出さねばなりません。
まさか、牛すき鍋膳で急激V字回復を達成できるという見込みなのでしょうか。
4月発表の本決算が大幅下振れ着地となって、株価が改めて大暴落というシナリオを覚悟せざるを得ません……。
いや、すでに今日も派手に下がりましたし、明日の暴落で早めに織り込みにいくんでしょう。
そして明光ネットワークジャパン (4668)の第1四半期。
こちらはまだ序盤戦なので、「撃沈した昨期よりは、やや回復」という予想に沿った数字です。
恐怖の本番は3ヶ月後、6ヶ月後でしょうか。
保有してはいませんが、
景気敏感大型銘柄の先陣として注目されている安川電機 (6506)の適時開示速報が目に留まったので、見てみました。
やはり通期予想を下方修正です。
前回は純利益が50,000百万円から47,000百万円へ(マイナス6.0%)、
今回は更に45,500百万円へ(マイナス3.2%)と、連続の下方修正となっています。
修正幅は小さくなりましたが、そんなのは気休めにもならないんでしょうねえ。
週末ですし、明日は日経平均500円安かな。