先日の日経新聞の記事によると、クレジットカードでの支払いのうち「リボ払い」の占める割合は、
日本では1割なのに対して、米韓だと4割もあるとのこと。
米韓のクレジットカード会社にとっては重要な収入源であり、
日本のクレジットカード会社にとっては、収益力を削ぐ要因になっているのだそうです。
如何なる条件下であれば、「リボ払い」を使用することに対する合理的な理由が生じるのか、
私の頭ではいくら考えても答えが浮かんできません。
日常的な買い物に関して、手元に現金が無いなら買うべきではないですし、
現金があるなら一括で払うに如くはありません。
至極単純な思考だと思うのですが。
私が利用しているクレジットカード会社も、盛んにリボ払いを唆す啓発をしていますが、
リテラシーが極めて低い底辺利用者を狙い撃ちにして喰い物にする以上の意味も効果もない気がします。
「天引きで貯金しなさい」なんてことを人から言われないとわからないレベルの人達が、
嬉々としてリボ払いを選択してクレジットカード会社を養っているのでしょう。
因みに、私ももちろん天引きして貯金をしてきましたが、一般的な方法とはちょっと違うかもしれません。
「天引き」するのは生活費の方で、こちらの金額を固定します。
そして残りを貯金するので、所得が増えれば貯金に回す金額が増えていきます。
決めたレベルの予算水準できっちりと回し、かつ生活も充実させる。
局所的にはデフレの戦犯と言えなくもないですが、
早期隠居を実現するためには、必要不可欠なスタイルだと思います。