私はNHKの番組を比較的好んで視聴していて、受信料もちゃんと払っています。
ですから、番組における不備をあげつらう権利くらいは持っていると思いますので、
以下、最近気になった点を二つほど。
動物のドキュメンタリーにてナレーションが、
「フロリダで、このような大群が観察されたのは『世界初』です」。
解釈によっては意味が通らないこともないですが、
仮にもしその意図だったとしても、もっと明確な表現にすべきだと思います。
銭ゲバ・ゴーン逮捕のニュースにて、スタジオでアナウンサーによる状況説明があった後、
東京地検前の女性記者に映像が切り替わったのですが、
その記者はなんと、スタジオでアナウンサーが読んだのと一言一句同じ原稿を喋りました。
何かの手違いなのか、あるいは、この中継内容でいいと判断されたのか……。
これらの瑕疵とは関係ありませんが、
私は、NHKのアナウンサーがタレント化して退職するのがすごく嫌いです。
一般的な「転職」とは少し意味合いが違い、ちゃらちゃらした感じが鼻につきますので。
アナウンサーが始めから(採用時から?)ちゃらちゃらしている民放(特にFジテレビ)との差別化という点では、
そういう人には出て行ってもらった方が、NHKにとってはいいのかもしれませんけども。