三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

クジラ教(狂)


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日本が国際捕鯨委員会 (IWC)から脱退するそうですが、私は大いに賛成です。

あまた動物が存在する中で、何故かクジラを別格視している人達がいますが、私には全く理解できません。

 

クジラの知能が高いから?

そんな基準で動物の貴賎を判断するのは、人間の身勝手以外の何物でもありません。

カラスも極めて知能が高いと思いますけどね。

 

絶滅に追い込んでしまうような乱獲はいけないとしても、

常識的なレベルでの捕食を否定することに理があるとは思えません。

 

世の中には「何肉は食べてもいいが、何肉は駄目」みたいな奇天烈なルールを自分で決めて守ろうとしている人がいます。

「宗教」という範疇で、個人的にそういうお遊びをするのは勝手ですが、それを他人に強要するのは暴挙です。

捕鯨に関する考え方は、私に言わせれば「クジラ教」とでも称すべき宗教にしか見えません。

 

仮に、IWCが何かしらの理念と意義を持った国際組織であるならば、

自国の主張を通したいが為に脱退するのは非難されるべき行動ですが、

実際のIWCは、(私から見たら)怪しい宗教団体レベルの代物です。

そんなものを脱退するのに何の問題も無いというか、むしろこれまで加盟していたことを恥じるべきとすら思います。

 

クジラ教を信仰するのは勝手ですし、私にはそれを非難する権利はありませんが、

他人にもその宗教を強要してくるのは乱暴であり、拒絶されるのは当然の結果です。

 

以前、テレビ番組で観たのですが、

捕鯨を行っている日本の漁村にて、漁師さんの運転する車の前にクジラ教の信者が立ちはだかっていたシーンが印象に残っています。

私は一応、ある程度の良識はある人間のつもりですが、

もしその運転席に自分が乗っていたとしたら、

ブレーキを踏んでいる足をしかるべく動かしたいという衝動を我慢できるかどうか、やや自信がありません。