件の水を抜く番組を観ました。
例によって魚の映像は楽しめますが、教養の感じられない構成は変わりありません。
特にひどかった箇所は、概してこんな感じでした。
どこぞの池ではブルーギルがわんさか獲れて、その数がざっと2万匹。
別種の魚も見つかったものの、その数は僅か一桁で(確か)8匹。
捕獲した生き物は、「合計で2万8匹」だそうです。
少し賢い子供なら、何かおかしいと感じるのでは。
有効数字を何桁も超越した不自然な足し算……。
大学教員の方がレギュラー筆頭で出演されているのですから、
少しは編集にも口を出して監修した方がいいと思います。
彼がこの番組に費やしている「エフォート」は、馬鹿にならない量なのではないかと思いますが、
その賜物がこのクオリティでは、雇い主の大学は看過できないのでは。
しかるべく寄付金を受け取ってさえいれば、それで万事問題無しなのかもしれませんけども。