三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

焦土と化したKDDIとNTTドコモの初動は


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13時半からの垂直上げの正体は、何だったのでしょうか。

積水ハウス (1928)、リコーリース (8566)、オリックス (8591)と、主力銘柄に逆行安が続出し、

あおぞら銀行 (8304)もプラマイゼロで、昨日に続いて指数にはコールド負けです。

この2日間でついた差は馬鹿になりません。

 

昨日大暴落だった通信株。

ナンピンを決行したNTTドコモ (9437)は、終盤の上昇気流にも少しは反応してプラス4.49%と及第点。

一応、含み益に復帰しました。

 

一方でKDDI (9433)は、右肩下がりでプラス2.12%と冴えません。

楽天との提携は、通信事業以外を強化する目的だそうですが、

肝心の本業については、「NTTドコモに追従した値下げはしない」という発言では納得できない株主が多いことでしょう。

現時点での利回りがそれほど高くない分、これまでの増配傾向を維持してくれないと困るのですが、

ちょっと先行きが不安になってきました。

もちろんナンピンは自重しますが、さりとて損切りするつもりもなく、じっと推移を見守ります。

 

今日は、引け後にJCU (4975)の第2四半期決算発表がありました。

直近の業績はずっと好調で、今回も上方修正は無かったものの、進捗は順調です。

ただ、株価は引け間際にフライング気味に飛んでしまってプラス6.36%で終えたので、

来週は大幅下落でスタートするパターンだと思われます。

 

連日、上へ下へとかなりのボラティリティだなあという印象が強いですが、

チャートを見てみると、ローソク足の連続性は保たれていて、そんなに乱れているようには見えません。

日経平均の方は、如何にも75日線と200日線を上抜いていきそうな気がしますが、さて。

 

来週の決算発表は、月曜日のチャーム・ケア・コーポレーション (6062)と、木曜日のニプロ (8086)が注目です。

「本決算以外は」強いニプロなので、中間配当を増配してくれることを期待。

 

竜王戦第3局。

先手番の羽生竜王が、またしても派手な駒損の攻めで突っ込んでいます。

これが繋がって3連勝となれば、シリーズの行方をかなり決定づける展開になりそうです。