産休の藤田綾女流二段に代わるNHK杯司会として、飯野愛女流初段が隔週で登場していますが、
期待していた通り、屈託のない笑顔に癒されています。
飯野女流初段は、ネット中継の聞き手も精力的にこなしていて、
休日に寝まくっているという私生活とか、漢字が全然読めないという弱点が有名になったりしていますが、
そういった微笑ましい(?!)エピソードと、笑い上戸でいかにも穏やかそうな振る舞いが相まって、
ものすごく癒される存在になっています。
確か、「これまで一度も髪を染めたことがない」とおっしゃっていたと記憶していますが、
こういう飾らない清楚な感じのことを「やまとなでしこ」と形容するのだと思います。
一番「なでしこ」という言葉が使われているところとは、似ても似つきません。
同じ女流棋士でも、将棋関係以外でメディアによく出演しているお二人については、
正直、あまり良い印象を持っていません。
将棋以外の趣味が高じて出演しているだけであれば、問題はない訳ですが、
中継の聞き手を務めているのを目にすることはほとんどありませんし、
お一人は一時保有していたタイトルを失い、お一人は休場していたりして、
傍目からは、本業が必ずしも順調にいっているとは言えなさそうに見えます。
後者の棋士は、休場中にもテレビには出演していたような気が。
お二人については詳しく知らないので、もしかしたら誤解があるのかもしれませんが、
普通の将棋ファンとして接する情報から判断すると、
どこかちゃらちゃらした印象が否めず、好ましからぬイメージが払拭できません。
飯野女流初段も、本業の成績はあまり振るわないみたいですが……。