三太夫の「おれのいうことは正しい」

「株式投資」「将棋」「動物」をこよなく愛する頑固なひねくれ者の悠々自適な晴耕雨読生活

お偉いセンセイ


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現在私が仕事で属している世界において、結構名の知れたお偉いセンセイがブログを公開しているのですが、

その内容がなかなか「笑える」ので、愛読しています。

 

念のためですが、もちろん好意的に「笑える」内容ではなく、

その「おクズさ」や「おイタさ」を嘲笑しているという訳ですが……。

 

最たる「おクズさ」は、酔って記憶を無くした話を自慢げに紹介するところ。

この手の記事は頻出で、駅のホームで男の教え子とキスしたとか(このセンセイは男性)、

お偉いセンセイの面目躍如エピソードが満載です。

 

また、彼はお仕事が大好きで、年中無休、嬉々として働き尽くしています。

ブログでは、そのあまりの多忙さに愚痴をこぼすという「てい」ですが、

仕事に身を捧げている自分に陶酔している感じを、逆説的にうまく表現することに成功しています。

その部下は大変だろうと思いきや、彼の周りに限らずこの世界には、大なり小なり同じような魑魅魍魎だらけ。

同じ精神を共有して、幸せで充実した毎日を送っているのです。

 

一番「おイタい」のは、結婚式のスピーチの原稿を自慢げに公開していることでしょうか。

しかも、一言一句詳細に練り上げた原稿なので、

ウケを狙う鉄板ネタの部分もそっくり記載されていて、それをそのまま公開しています。

ウケ狙いの部分を一言一句活字にしたのを見られるのは、私なんかには、ちょっと気恥ずかしく感じてしまうのですが、

お偉いセンセイの感性は全く違うみたいです。

むしろ、ドヤ顔でみんなに見てもらいたいのかもしれません。

 

海千山千、こういったクセの強いセンセイ方によって成り立っているこの世界。

どう考えても、私などの安住できる場所ではありません。

と、悟った時には既に手遅れで、後戻りもできず。

人生の早い段階、学生の時にこれに気づいていればと思わずにはいられませんが、

それはおそらく困難だというのが、悲劇の元凶です。