薄商いの中で指数は下落となったものの、意外としぶとい陽線となりました。
もっとずるずる下がるかと期待していたのですが。
先週の金曜日に日経レバを売ったのは、今のところ吉と出ています。
この先にしても、騰がりそうな雰囲気には乏しいので、売れるものは売っておいた方が良さそうではあります。
みちのく銀行 (8350)は、日毎に赤くなったり青くなったりを繰り返していますが、
優待に目が眩む頬を叩いて、3月の権利を取らずに売るべきかどうか。
ある程度の貯金を作って権利落ちを迎えるというシナリオは、もはや崩れていますので、
選択肢としては、塩漬け上等で今年の優待をもらう、
あるいは、権利確定前に売り、来年以降の優待をもらうために権利落ち後に安く買い戻す、のどちらか。
前者を選択した場合、権利落ちに加えて、もし地合が更に悪化したら、ものすごい含み損になりそうです。
しかも業績も苦しいので、当分回復は見込めなさそう。
などと書いていたら、売った方が絶対得策だという気がしてきました。
猶予はあと4日。
ウチヤマホールディングス (6059)は、今日の寄り付きの時点では、
ここ3週間ほど続く一定の下落ペースをきれいに維持しており、淡々と75日線を割り込んでしまいましたが、
結局は下ヒゲを引いて75日線で跳ね返った陽線になりました。
権利落ちという要素が加わってきますが、来週にかけて反騰体勢に転じるかどうか。
仮にまた水面に出た場合、そこでやれやれ売りをするかどうかが再燃してきますが、
そこまで回復したとすれば、これまでの上昇基調を死守したと言えそうですので、やはり我慢のしどころなのだと思います。
現段階では、あくまで「取らぬ狸の……」に過ぎませんが。